神戸・西元町のD51について

2023/01/26 14:26

JR神戸駅降りてすぐのD51広場に設置されたD51。

正式名称は「D51107号機」です。

この機関車は昭和18年2月27日に名古屋市の日本車輌本店で生まれました。
第二次世界大戦時、資材や熟練工員が不足する中、一部を代用材料とした戦時型としてデビューし、北海道で活躍しました。

戦後、代用材料が危険な部位は本来の材料に戻す工事をされ、さらに寒冷地仕様の密閉型運転台に改められています。

特徴としてはほかにも、戦時型の面影が残る炭水車(テンダー)下部の船底テンダーと言われる部分と、上部の蒸機溜・砂箱のカバーがドーム型といわれる簡易な構造になっている部分などが今に残ります。

昭和50年12月、国鉄蒸気機関車終焉の僅か前に休車となり、苗穂工場で保管の後、「国鉄最後の蒸気機関車の一両をぜひ神戸市に」と神戸ライオンズクラブが神戸市を通して国鉄に貸与を要請、昭和53年7月15日から西元町の「グリーンD51広場」(今のきらら公園)に保管されました。
後に日本で二番目の鉄道尾阪神間鉄道開業時の神戸駅があった現在地に移設され今に至ります。